大阪府議会議員 かじき一彦 公明党

リトルベビーの写真展を訪問

11月18日(土) 晴れ

 11月17日の「世界早産児デー」を記念し、リトルベビーの理解を広げる子育て団体「キラリベビーサークル」が阿倍野市民学習センター(大阪市阿倍野区)で開いた写真展にお邪魔しました。(写真1)

 小さく生まれても、元気に成長する子どもの姿を示すことで、同様の境遇にある家族に勇気や希望を届けるほか、リトルベビーに関する理解を促進するのが狙いです。(写真2)

 ことし1月「おおさかリトルベビーハンドブック」が完成しました(写真3)。公明党大阪府議会議員団が府議会での質問を通し、作成を府に強く働きかけていました。

 リトルベビーハンドブックは府内のNICU(新生児特定集中治療室)に入院中の出生体重がおおむね1500グラム未満の子ども(2020年1月1日以降出生)とその保護者にお配りしています。

 私がお邪魔している間にも数組の当事者の親子がやってきて「お久しぶり」「大きくなったね」と明るい声に包まれていました。

 どの子も大切な宝の命です。すくすくと成長していってくれることを心より願っております。


写真1

写真2

写真3

八尾市立高安小中学校の英語授業を視察

11月7日(火) 晴れ

 八尾市立の小中一貫校、高安小中学校の9年生(中学3年生)の英語の授業を堀川裕子府議、八尾市議5人と視察しました。(写真1)

 この日の授業はチリ出身の小説家、ルイス・セプルベダの「カモメに飛ぶことを教えた猫」を中学の教科書向けに編集した文章が題材でした。寿命を悟り猫に卵を託したカモメ、その卵をかえし、ひなを育てた猫、そのカモメのひなが主な登場者です。

 教科書からもれた部分は教師があらかじめ英語版の小説のテキストを用意し、生徒に読ませます。生徒は2人1組で登場者のどのセリフが印象に残ったかなどを互いに説明しあいます。

 また、1人1台端末を活用し、事前に配信された物語の場面を描いたイラストをもとに、2人1組で内容を英語で教師に話します。教師は足りない単語を補ったり、うまくできたときはほめたりと、生徒に英語を話す楽しさを伝えようとする姿がよく伝わってきました。(写真2)

 授業後の意見交換で、普段の英語教育の取り組みもお聞きしました。生徒たちに自分が行きたい国を説明させたり、教師の長期休暇の旅行先としておすすめの場所を選ばせたりと、どちらも生徒たちが楽しく挑戦できることを重視していました。(写真3)

 2人1組での学習については友人同士で英語の得意な生徒とそうでない生徒を組み合わせています。生徒たちに任せると自分たちで取り組むようになるので、学び続ける上で大事なことだといいます。

 もともとあった小・中学校を改編し、小中一貫校に生まれ変わって今年で5年目です。英語教育には当初から力を入れており、小学校の間は話すことを重視しているとのことです。

 授業中、児童が「恥ずかしがって一言も話さないより、たとえ一文でも教師が聞いた方がいい」との考え方が浸透してきたのか、中学生段階に入っても話すことに抵抗はないそうです。

 英語で話す活動が読む、書く、にもつながっているといいます。さらに、英語に自信がついてほかの教科にも自信がつくようになってきた、と校長もその効果を話していました。

 これまで幼稚園・保育園から小中高校、大学と様々な学び舎にお邪魔してきました。そのたびに新たな発見があります。子どもたちが元気に学ぶことのできる場を提供できるよう、引き続き支援していきます。

 おまけの1枚。ハロウィンの飾りつけに見入る堀川府議(手前)と私です。(写真4)


写真1

写真2

写真3

写真4