大阪府議会議員 かじき一彦 公明党

北陸新幹線(敦賀―大阪間)建設促進大会に出席

11月30日(木) 晴れ

 来年3月の北陸新幹線の金沢―敦賀(福井県)間の開業を控え、福井、京都、大阪の2府1県が東京に集まり、敦賀-大阪間の早期着工を求める大会を東京で開きました。

 大会で①敦賀・新大阪間の1日も早い認可・着工②駅位置・詳細ルート等の早期確定・公表③新大阪駅の駅位置の早期確定・駅機能の強化④沿線地域住民の理解促進⑤全線開業までの間の敦賀駅での乗り換え利便性確保、の5項目の要望書を採択しました。

 新大阪駅を選挙区に抱える府議として、北陸新幹線の早期開業は重要課題です。地元地域の声を届けていきます。

 写真は当日参加した公明府議団の3人、左から垣見大志朗、私、内海久子の各府議です(写真1)。もう1枚は往路の新幹線の車内から撮影した富士山です(写真2)。


写真1

写真2

淀川区の地域文化行事に出席

11月18-26日

 文化芸術の秋、淀川区内で開かれた「十三アートフェス2023」「淀川区生涯学習フェスティバル」にお邪魔しました。

 18日から26日までの会期で開かれた「十三アートフェス2023」は十三周辺の商店などを舞台に絵画や写真、手作り細工などの作品を展示していました。会場の所在地を示す地図を片手に歩いている人たちの姿も目にしました。

 私の生まれ育った地域の公民館も展示会場になっており、飛び入りで写真を出展させてもらいました(写真1)。一緒に写っている阪神タイガースの手書きのロゴが入ったシャツ、90歳を超える女性の手作りです。

 別の場所では甲冑一式などを展示していました。兜をかぶってもいい、とのことでしたので、調子に乗ってかぶらせてもらいました(写真2)。

 26日は淀川区役所で開かれた「淀川区生涯学習フェスティバル」にお邪魔しました。製作体験コーナーで切り絵と紙製のトンボを作りました(写真3)。我ながらうまくできたと感心しております。

 区役所1階ロビーには段ボール製の巨大なカマキリが展示してありました(写真4)。製作者は私もよく知る人です。私が手にしていた花の切り絵も原画はこの人が作ったものです。

 コロナ禍が明け、各地の地域行事も盛んになってきました。大勢の人たちと気軽に出会える貴重な場でもあります。まちの魅力づくりにも役立つことを願っております。


写真1

写真2

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府立大阪わかば高校、豊中市立第四中学校夜間学級を視察

11月21日(火) 晴れ

 大阪で暮らす在留外国人が増えるにつれ、日本語の指導が必要な外国ルーツの児童生徒も増え続けています。今年5月1日現在、府内の公立小・中学校、府立高校に在籍する当該児童生徒は4532人と前の年に比べ約2割増えました。この日は午前と夜、日本語指導をしている学校にお伺いしました。

 大阪わかば高校(大阪市生野区、写真1)は2020年4月に開校した多部制単位制の高校です。22年4月より府立高校で8校ある日本語指導が必要な生徒を受け入れる学校の1校に指定されています。

 やさしい日本語による授業や、母語・母文化を教えるといった外国ルーツの生徒たちが安心して学べる環境づくりをしています。私がお邪魔した中にも1対1で母語を教える光景がありました。

 豊中市立第四中学校夜間学級(写真2)、いわゆる「夜間中学」は1975年4月に開設されました。年齢ではなく、学力や日本語能力でクラス分けがされています。夜間中学に通うようになった理由も様々な人たちが同じ教室で学んでいました。

 大阪わかば高校でいただいた資料には「『日本語ができない子ども』ではなく、『複数の言葉と文化を持つ可能性のあるこども』」とありました。全く同感です。学習の権利を保障するとともに、充実した教育環境を提供できるよう引き続き取り組んでいきます。

 おまけの2枚、大阪わかば高校の外壁にこのような作品が飾ってありました(写真3)。手作り感にあふれていますね。

 豊中市立第4中学校夜間学級は午後7時台に休憩時間があり、生徒たちはパンと牛乳で一息ついています。「がっこうのぎゅうにゅうがだいすきです」と非常に実感のこもった一言が添えられていました。(写真4)


写真1

写真2

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リトルベビーの写真展を訪問

11月18日(土) 晴れ

 11月17日の「世界早産児デー」を記念し、リトルベビーの理解を広げる子育て団体「キラリベビーサークル」が阿倍野市民学習センター(大阪市阿倍野区)で開いた写真展にお邪魔しました。(写真1)

 小さく生まれても、元気に成長する子どもの姿を示すことで、同様の境遇にある家族に勇気や希望を届けるほか、リトルベビーに関する理解を促進するのが狙いです。(写真2)

 ことし1月「おおさかリトルベビーハンドブック」が完成しました(写真3)。公明党大阪府議会議員団が府議会での質問を通し、作成を府に強く働きかけていました。

 リトルベビーハンドブックは府内のNICU(新生児特定集中治療室)に入院中の出生体重がおおむね1500グラム未満の子ども(2020年1月1日以降出生)とその保護者にお配りしています。

 私がお邪魔している間にも数組の当事者の親子がやってきて「お久しぶり」「大きくなったね」と明るい声に包まれていました。

 どの子も大切な宝の命です。すくすくと成長していってくれることを心より願っております。


写真1

写真2

写真3

八尾市立高安小中学校の英語授業を視察

11月7日(火) 晴れ

 八尾市立の小中一貫校、高安小中学校の9年生(中学3年生)の英語の授業を堀川裕子府議、八尾市議5人と視察しました。(写真1)

 この日の授業はチリ出身の小説家、ルイス・セプルベダの「カモメに飛ぶことを教えた猫」を中学の教科書向けに編集した文章が題材でした。寿命を悟り猫に卵を託したカモメ、その卵をかえし、ひなを育てた猫、そのカモメのひなが主な登場者です。

 教科書からもれた部分は教師があらかじめ英語版の小説のテキストを用意し、生徒に読ませます。生徒は2人1組で登場者のどのセリフが印象に残ったかなどを互いに説明しあいます。

 また、1人1台端末を活用し、事前に配信された物語の場面を描いたイラストをもとに、2人1組で内容を英語で教師に話します。教師は足りない単語を補ったり、うまくできたときはほめたりと、生徒に英語を話す楽しさを伝えようとする姿がよく伝わってきました。(写真2)

 授業後の意見交換で、普段の英語教育の取り組みもお聞きしました。生徒たちに自分が行きたい国を説明させたり、教師の長期休暇の旅行先としておすすめの場所を選ばせたりと、どちらも生徒たちが楽しく挑戦できることを重視していました。(写真3)

 2人1組での学習については友人同士で英語の得意な生徒とそうでない生徒を組み合わせています。生徒たちに任せると自分たちで取り組むようになるので、学び続ける上で大事なことだといいます。

 もともとあった小・中学校を改編し、小中一貫校に生まれ変わって今年で5年目です。英語教育には当初から力を入れており、小学校の間は話すことを重視しているとのことです。

 授業中、児童が「恥ずかしがって一言も話さないより、たとえ一文でも教師が聞いた方がいい」との考え方が浸透してきたのか、中学生段階に入っても話すことに抵抗はないそうです。

 英語で話す活動が読む、書く、にもつながっているといいます。さらに、英語に自信がついてほかの教科にも自信がつくようになってきた、と校長もその効果を話していました。

 これまで幼稚園・保育園から小中高校、大学と様々な学び舎にお邪魔してきました。そのたびに新たな発見があります。子どもたちが元気に学ぶことのできる場を提供できるよう、引き続き支援していきます。

 おまけの1枚。ハロウィンの飾りつけに見入る堀川府議(手前)と私です。(写真4)


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