大阪府議会議員 かじき一彦 公明党

神奈川県・東京都を視察

3月29日(木)、30日(金) 晴れ

 神奈川県、東京都の公立高校の現状を聞き取り調査してきました。どちらも普通科の高校の学区を撤廃し、学校の特色づくりを進めています。大阪府も普通科の府立高校の学区を全廃する方向で動き出そうとしています。受験生に対する学校ごとの取り組みのアピールや、学校と地域、企業との連携の工夫など細かくお話を伺ってきました。先行事例をお聞きしたことでずいぶん課題整理ができました。(写真1、2)

 さらに、30日の午後はPHP研究所主催の「地方議員のための政策力アップ講座」に出席しました(写真3)。テーマは「自治体の情報化戦略を問い直す」。韓国でICT(情報通信技術)を活用して自治体の仕事の効率化がすすめられたことを通し、単にデータを電子化するのではなく、業務そのものを見直し、手続きを簡素化することこそ大切とのお話に深く納得できました。目先のことに振り回されるのではなく、大局観を持ったうえで判断、行動したいものです。


写真1

写真2

写真3

春3月 旅立ちの季節 その5(完)

3月21日(水) 晴れ

 わが母校、大阪市立木川南小学校の卒業式に出席しました。今年の卒業生はわずか17人、一人ずつ小学校での思い出や将来の夢を語ってくれました。広島への修学旅行と平和学習、ハチ北高原での林間学校、USJにいった卒業遠足、6年生での運動会と組体操、学芸会での出し物など、どれも子どもたちに強い印象を残しているようです。

 子どもたちの夢もさまざま、テレビドラマの影響を受けたのか「(警察の)科捜研(科学捜査研究所)に入りたい」と語った女の子、「子どもたちを笑顔にしたい」と特別支援学校の先生を目指す女の子、ある男の子は「クリーンなエネルギーで電気を作りたい」、別の男の子は「アレルギーを治す薬をつくって困っている人を助けたい」。別の女の子は自分の夢を話した後、「夢は絶対かなえます!」と凛々しい一言。頼もしい限りです。

 私の出席した卒業式の様子をまとめた「春3月、旅立ちの季節」も、今年はこれが最後となりました。新たな世界に羽ばたいていかれるお一人お一人に心からエールを送ります。


 

 

春3月 旅立ちの季節 その4

3月15日(木) 晴れ

 大阪市立新高幼稚園の保育修了式に出席しました。39人の卒園児が一人ずつ名前を読み上げられ、園長先生から修了証書を受け取ります(写真1)。その後、「お弁当をありがとう」「お迎えありがとう」など、お礼を言ってお母さんに証書を預けます。満面の笑みを浮かべる人、頭を優しくなでる人、涙ぐむ人・・・、みなさん素敵な表情を見せていました。

 この1年間を写真で振り返るスライドショーは、前日まで先生たちがどの写真を使おうかあれこれ悩んで選んだだけあって、どれも子どもたちの元気があふれていました。

 卒園児は先生や保護者に対し、みんなで感謝の言葉を述べました(写真2)。これまた、ハンカチで目頭を押さえるお母さんがあちこちに。4月からは私の年代風に言えば「ピカピカの1年生」、たくさんお友達をつくって、楽しい小学校生活を送ってください。


写真1

写真2

春3月 旅立ちの季節 その3

3月13日(火) 曇り時々晴れ

 私の母校、大阪市立十三中学校の卒業式に出席しました。ブラスバンド部の生演奏に合わせて卒業生が入場してくるとは、私の時代とは大違いです。

 188人の卒業生がクラスごとに一人ずつ名前が読み上げられ、校長先生から卒業証書を受け取りました。元気よく返事する子、恥ずかしそうな子、様々でしたが、一番たまげたのは証書が壇上に用意されていなかったことです。金庫から出してくるのを忘れたとかで校長先生がお詫びし、場内は大爆笑に。前列に座った卒業生に「ごめん。でも、緊張ほぐれたやろ?」と校長先生が声をかけると「全然緊張してへんでo(^-^)o」。大したもんです。

 卒業式の定番ソング「旅立ちの日に」を卒業生が歌った後、保護者、来賓も入り全員で「蛍の光」を歌いました。来賓席には「自分で歌ったのはいつ以来かな?」と昔を懐かしむ声もちらほら。出席者全員で卒業生を祝福できた、いい式典だったと思います。

 写真は卒業証書授与と、卒業生による「喜びの言葉」です。


 

 

警察常任委員会で質疑

3月12日(月) 晴れ

 府議会警察常任委員会で質疑をしました。今回は①大阪府警の外国語への対応状況②列車内の痴漢対策③十三・西中島地区の風俗環境浄化への取り組み、の3項目です。概要は以下の通りです。

 ①は英語、北京語、韓国語、スペイン語など23言語については警察職員による指定通訳員制度があり、府警本部の通訳センターで英語、北京語、韓国語は24時間対応できる体制をとっています。外国人の取り調べの際、警察職員で対応できないウルドゥー語(パキスタンの公用語)やペルシャ語(イランの公用語)などの言語は通訳派遣会社などを活用、定期的に研修会を開いて法律の基礎知識や守秘義務などを学んでもらっているそうです。

 ②はJR新大阪駅構内にある鉄道警察隊本部で、女性警官が24時間体制で「列車内ちかん被害相談」に対応しているほか、女子高校生などを対象にした「防犯教室」を開いているとのことです。また、被害に遭った女性の事情聴取は第三者の目につかないところで女性警官が対応していることや、目撃者や証拠の確保、入念な裏付け捜査など冤罪防止に取り組んでいるとの答弁がありました。

 ③は平成23年中に十三・西中島地区合わせて警察が管理する街頭防犯カメラを計35台設置したほか、商店街組合・地域団体による合同パトロールに淀川警察署が参加するなど連携を密にするようにしているとのことです。

 最後に相次ぐ大阪府警の不祥事に対し、原因の解明と再発防止に対して申し入れました。

 この日の質疑の様子は大阪府議会HPでご覧いただけます。アドレスはこちら


 

大阪府議会日米友好親善議員連盟総会に出席

3月6日(水) 晴れ

 大阪府議会日米友好親善議員連盟の総会が本会議終了後に開かれました。私は今期、同連盟の会計理事を担当することになりました。

 簑原俊洋・神戸大大学院法学研究科教授が「日米関係の現状と将来の展望:日本外交の進路はいずこ?」とのテーマで講演されました(写真)。「日米関係の重要性をもっと知るべき」との立場から、外国の日本に対する現状認識の低さや米国の外交戦略の方向性、日本の大学生の学力低下の状況など話題は多岐にわたりました。“Thinkglobally,actlocally(地球規模で考え、地域から行動を起こす)”、このことの大切さを感じさせてくれる内容でした。


 

春3月 旅立ちの季節 その2

3月3日(土) 晴れ

 お天気に恵まれた桃の節句のこの日、淀川区医師会看護専門学校の卒業式に出席しました。卒業生は全員女性で、学校のスタッフも女性のほうが多いようです。「やはり“女の子”のお祭りですから」との言葉に笑いがこぼれました。

 准看護学科47人、看護学科44人の計91人が卒業を迎えました。生徒の年齢も様々なら、家族席には小学生の子どもの姿もありました。きっと子育てをしながら学校に通っていたのでしょう。

 医療技術は日進月歩で進むとはいえ、人間が人間を診ることには変わりがありません。ご卒業された皆様がそれぞれの現場で「なくてはならない人」となられることを願っております。


 

春3月、旅立ちの季節 その1

3月1日(木) 晴れ、2日(金) 雨

 1日に府立東淀川高校、2日に府立北野高校の卒業式に出席しました。

 東淀川高校の卒業式はクラスごとに生徒の名前が読み上げられ、クラス代表が卒業証書を受け取りました。自席に戻ったところで「先生、大好き。ありがとう」などクラスごとに一言があり、保護者・来賓席から拍手や笑いが起きるなごやかな式典でした。

 北野高校の卒業式は学年全員の名前が50音順で読み上げられ、学年代表が卒業証書を受け取りました。閉式の辞の後に同窓会長の祝辞が披露されました。代読した事務局長はちょうど卒業してから50年だそうです。来賓として出席されていた学校協議会委員のお一人は私がお世話になった体育教師、運動音痴だったのでいつもご迷惑ばかりおかけしておりました。

 この2つの学校に共通したのは「旅立ちの日に」を式の終了後に卒業生が歌ったことでした。東淀川高校は式典会場の体育館内で、北野高校は生徒が校舎に戻り廊下に並んで歌いました。どちらも思いがこもった、いい歌でした。

 写真は卒業証書授与(東淀川高校)、廊下で歌う生徒たち(北野高校)です。